
「祖父の遺品を整理していたら、古いコインケースの中からこの銀貨が出てきたんです。1964年の東京オリンピックのものだとすぐに分かりましたが、自分たちで持っていても価値を活かせないと思って。難波なら専門的に見てくれるお店があるはずだと、家族で相談して伺いました」。そんな大切な思い出を託すような面持ちでご来店いただいたお客様。お持ちいただいたのは、日本が戦後復興を世界に示した記念すべき祭典、1964年東京オリンピックの記念銀貨2枚でした。
拝見したのは、額面1,000円と100円の銀貨がそれぞれ1枚ずつです。1,000円銀貨は品位銀925(スターリングシルバー)の20グラム、100円銀貨は品位銀600の4.8グラムで作られており、当時の日本で初めて発行された記念硬貨として知られています。表面には富士山と桜(1,000円)、聖火と五輪(100円)が美しくデザインされており、半世紀以上が経過した今見ても、その精巧な彫刻には日本の高い造幣技術が凝縮されています。近年、銀の相場が歴史的な高騰を見せていることもあり、単なる硬貨の額面を超えた「資産」としての輝きを放っていました。
査定における重要な判断基準は、銀の純度を反映した「重量」と、コレクター価値を左右する「表面の状態」です。1,000円銀貨は発行枚数こそ多いものの、状態によって価格に幅が出るため、ルーペで摩耗の程度や微細な傷、そして銀特有の酸化による黒ずみがどの程度進んでいるかを厳密にチェックしました。今回のお品物は、専用のケースではなく布に包まれていたとのことでしたが、大きな打痕(ぶつけ跡)がなく、紋章のエッジもしっかりと立っていました。現在の銀相場に基づいた地金価値に、歴史的資料としての付加価値を上乗せし、自信を持って最高額を提示いたしました。
こうした古い銀貨を保管されている皆様に、よくお伝えしている注意点が「過度な洗浄をしないこと」です。銀貨は時間が経つと黒ずみ(硫化)が生じますが、これを重曹や歯磨き粉などで無理に磨いてしまうと、表面に細かな擦り傷がつき、古銭としての市場価値を大幅に下げてしまうことがあります。私たちは、たとえ黒ずんでいても銀の純度と重さを正確に見抜くことができますので、汚れを落とそうとせず「そのままの状態」でお持ちいただくのが、実は最も高価査定に繋がる賢い方法なのです。
提示した金額に、お客様は「ただの古い1,100円だと思っていましたが、プロに見ていただくとこんなに価値が上がるんですね」と、驚きと納得の笑顔を見せてくださいました。私たちは、金やプラチナだけでなく、こうした歴史ある銀貨一枚に対しても、最新の相場と古銭市場の動向を照らし合わせ、誠実な鑑定を行うことをお約束します。難波の街で、眠っているお宝を次世代へと繋ぐお手伝いができることは、鑑定士として何よりの喜びです。もし、ご自宅の金庫や引き出しに眠っている古い記念硬貨がございましたら、ぜひ一度その価値を確かめにいらしてください。





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